僕らの旅―Bokura no tabi―

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君のための物語

君のための物語
受賞作品

電撃文庫

君のための物語

不思議な「彼」との出会い。それが、数奇な運命のはじまりだった。

著者  : 水鏡希人

イラスト  : すみ兵

定価  : 599円(税込)

発売日  : 2008年2月10日

備考  : A6判/328ページ

ISBN  : 978-4-8402-4166-3


プロフィール
愛知県生まれの双子座。三度の飯を二度にしていいほどには歴史と月旦が好き。数年前、唐突に上京。以来、人よりもやや変わった道を歩みながら現在に至る。ちなみに重度の方向音痴で、つい最近も地元の駅で迷子になる。これからもよりより作品を創造していけるようにと、生まれたばかりの甥っ子の写真と酉の市の熊手を前に決意する毎日。座右の銘というほどではないが、心がけているのは「悠然と端然と」。



あらすじ
 華やかさとも成功とも無縁で、幸福や繁栄は手に入らない対岸のもののように感じられる、そんなひとりぼっちの冬の寒い夜。ひょんなことから死にそうな目に遭った私を救ったのは、奇妙で不思議で美しい 「彼」 レーイだった。

 出会いと喪失をいちどきに運んだ不思議な力、老婦人の昔日の想いが込められた手鏡と櫛、天使をも魅了する声を持つ女帝とも称された歌姫、そして 「彼」 を追う魔術師―― 私は彼にまつわる不思議な事件に巻き込まれ、そして――?

「彼」 と 「私」 をめぐる数奇な運命を綴った物語。

選考委員選評
高畑京一郎
シャーロック・ホームズものを彷彿とさせるような世界観と語り口。登場人物たちが確かにその街で生活しているのだというリアリティを感じる。キャラクターも起きる事件も解決の仕方も、どちらかと言えば地味めだが、この作品世界には、それがしっくり嵌っていると思う。それだけに、終盤に出てくるトゥリスのキャラクター造形が、逆に異質に感じた。


時雨沢恵一
文章もストーリーも、大変重厚な話でした。良い意味でライトノベルらしさはなく、同時にこういうのが送られてくるのが電撃大賞の凄さだと思います。タイトルの素晴らしさも今回随一で、読み終えたときは素直に感動しました。いい作品です。余談ですが、作家を目指す主人公の「私」(名前設定がない)と作者がオーバーラップして、8年前の私自身の応募時を思い起こさせました。


佐藤竜雄
短編をいくつも紡いで大きなうねりを生んでいく……今回の応募作の中で一番の異色作。世に出すのならば文庫というよりハードカバーだよなあ、という感じ。主人公と「君」のコンビぶりがホームズとワトソンを彷彿とさせ、淡々とした語り口が重厚で魅力的な分、後半の活劇的な畳み掛けがむしろバタバタした軽い感じになってしまったのが惜しい。


豊島雅郎
「ふとしたことで知り合った悪魔的な能力を持った紳士にまつわるドラマを、作家である主人公が記す形の物語」。主人公が単なる語り部だけでなく、それなりに作品内で活躍するという点がユニークで感心した。非常に手慣れた破たんの無い文章構成力が、かえって鼻に付いてしまうぐらい素晴らしい才能だと思う。今度は、映画のオリジナル脚本もお願いできませんか!(笑)


鈴木一智(電撃文庫統括編集長)
小説家志望の青年と超常の力を持つ奇妙な友人レーイの物語。外国文学的な作風が独特の雰囲気を醸し出しています。ファンタジックな要素が多少浮いてしまっているものの、一般文芸とは一線を画すその制作姿勢を評価したいと思います。シックに抑えられたキャラメイクや文章演出で大人向けの作品に仕上がっており、高い筆力の中に個性が光る作品でした。

紹介でした。参考・第14回 電撃大賞
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プロフィール

飛龍 連

Author:飛龍 連
やっと皆と同じ歳にならんだ遅生まれの水瓶座。


桜が大好きな管理人。

もうすぐ、春ですね。

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