僕らの旅―Bokura no tabi―

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第48夜 光と闇の狭間に囚われて―It is caught in the interstice of light and the dark. ―(後編)

アゲハチョウ
『僕らはあの時まだ世界の広さを知っていなかった――』
第48夜 光と闇の狭間に囚われて―It is caught in the interstice of light and the dark. ―(後編)

「また、『薔薇』が暴れ出したらしい・・・」
「ああ、また『薔薇』のせいで・・・」
「これで4件目だ『薔薇』がやったのだろう?」
「・・・・・・・」
「気にする事、無いですよ。クロー」ゼノンがクローディアにフォローする。
「別に・・・。もう慣れたわ。あんな連中、言わせて置けばいいのよ」
「おや、気にされてるかと思いでしたよ」
「ゼノン、あんただって他人の事、言えないわよ?ねェ?漆黒ノ薔薇―――?」
「・・・・・・そーですね。」
「棘ノ薔薇もそう思うわよね?」
「え?ああ、まぁーな」
「棘ノ薔薇と漆黒ノ薔薇  そして―――」
「真紅ノ薔薇―――それが貴方です。クローディア」
「棘ノ薔薇がアリスで、漆黒ノ薔薇がゼノン・・・そして真紅ノ薔薇が私こと、クローディア」
「そう。私達は呪われた一族なのですよ」
「ゼノン・・・ッ!」アリスはゼノンに言いかけた。
「大丈夫。大丈夫だよ、アリス――」
「あっ!」アリスはハッとした。
「私は大丈夫・・・」
「・・・大丈夫じゃねェーよ!!お前は・・・」

  コツ コツ コツ・・・・・

「おや・・、真紅ノ薔薇に、棘ノ薔薇、そして漆黒ノ薔薇ではないですかぁ~」
「!!・・・・シアン!」
「・・・あの研究員達のリーダー・・?」
「リーダーなんてとんでもない。トップでも言って欲しいですねェ。」
「相変わらず、変人だな。シアンサン」
「おっと、アリスくん。君は本当に私に、研究をさせる心に火をつけてくれる――」
「・・研究させる心ってあんの?」
「私にはあるのですよ」
「というか、お前――何故俺達を恐がらない?」
「何故って・・・そりゃあーねぇ」
「私達と喋って『ウイルス』が感染しないのか?」
「『ウイルス』は私には効かないのでご安心を。」
「・・・お前、初めて会った時もそー答えたよな?お前は一体何者なんだ・・・?」

『始めまして。私は、シアン・クロームズ・レイと申します。ここの、研究員達を束ねる者です。
どうぞ、よろしく。薔薇ノ者達―――』

「・・・・私達がここに来た時も、誰も話してくれなかった・・が、お前が一番最初に話しかけたのが、
最初だったな―――」
「ああ・・・嗚呼・・!!」
「ん?」
「やべェ!逃げるぞ、クロー」
「な、何だ!?アリスッ・・・」
「研究したぁーい!!!」
「!?」
ポ カ ☆
「馬鹿か、貴様は」(ゼノンは二重人格なのだ。)
「ふふっ・・ゼノンさんも侮れませんねェ。そこのお二人は逃げているというのに」
「誰が貴様などを、恐がるか」
「本当に、あなたは面白いですねェ・・・。いい事を教えてあげましょうか?」
「は?」

    ソッ・・・・
『ここを甘く見ないほうがいい 甘く見たら取り返しの付かない事になるから―――』

「では」笑顔を見せながら、シアンは消えた。
「・・・・・・」
「?ゼノン?」
「自室に戻る。帰るぞ」
「ええっ!?」
「いきなりっすか?」
「グタグタ言うな!!行くぞ」
「はーい」
第48夜 光と闇の狭間に囚われて―It is caught in the interstice of light and the dark. ―(後編) 終わり
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