僕らの旅―Bokura no tabi―

このブログは4月2日をもって終了します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第52夜―そして、問われる答え―

第52夜

『僕らのアリス。君が望むなら、この身など、いつだって差し出していい』
           第52夜―そして、問われる答え―
「その絶望から救い上げたのが、アリスと、クローディアだった・・・。」
「!!」
     『ねぇ 君は誰?どうして此処に居るの?何処から来たの?』
             『俺・・・・・俺は・・・・・・・・?』
『私、クローディア。クローって呼んでね。真紅ノ薔薇よ』
『あ・・・・・・・っ!』父さんが・・・・・・・・言っていた――――?
『オレは、アリス。・・まぁ、女みたいな名前だけど、よろしく。棘ノ薔薇って皆に言われてる』
じゃあ・・・、こいつらが―――――父さんの言っていた、完成品?
『君は?』
『・・・・・・・・俺の名は、ゼノン――――漆黒ノ薔薇だ』
『!!!』
ふっ――何だよ?その目・・・・・言いたい事があるんなら、口で言えよ。それとも何か?俺を恐れているのか?完成品のくせに―――!!!決めた。こいつら、殺してやる・・ッ!!
『そっか。よろしくねっ ゼノン!
特別に、私の下僕にしてやるッ!!!』
『アリス!!下僕じゃなくて、『仲間』じゃないの!?』
『バカか!仲間=下僕だろッ!?』
『違ェーよ!!』ギャーギャー
『・・・・・・・・・・。』
              仲間・・・・・・・・。
こんな僕を・・・・・・?こんな穢れた僕を仲間だと思ってくれるの――――・・・・?
なんで、そんなに優しくしてくれるの・・・?
罪を犯してしまった僕に仲良くする事なんて、できない・・・・・!
                                    なのに・・・・!なのに・・・・・っ!!!!
                ぎゅっ ゼノンは拳を握った。
『あり・・・・がと・・うっ アリ・・・スゥ・・クロー・・・』
『泣く事なんて、一つも無いよ~。さぁ、大人しく、私の執事(=僕?)となりなさい!!!』
『だから、クロー。執事=僕(しもべ)じゃないって!!というか、少し変わってるしッ!!』
『・・・・・・・いいですよ、僕―――貴方の執事になります。時には、僕、時には、執事―――
時には、大切な人を護る仲間になります』
その時の ゼノンの顔は誰にも負けないような笑顔でまぶしかった・・・!!
『よぉーし、よーく言った!じゃあ、私に何でも従えっ』
『クロー!!』
                      ただ、僕は欲しかったかもしれない・・信じられる仲間が
「・・・・・そうだったんですか。」
「そして、その数年後、仲間であるアリスとクローに罪の事を話した。」
「そ、それで・・・・!?」

『本当なの・・・?ゼノン・・』
『お前が・・・・・罪を犯したって?』
『・・・・・・・ああ。』このまま、黙っていた方が良かったかもしれない。
でも、このまま何も知らないで一緒にいると辛いから・・・。
たとえ、嫌われても、仲間でいられなくても、この事は、後悔しないから・・・・!
『何・・?それ、そんな事いきなり、言われてもはっきり言って、迷惑』
               ドックン・・・ああ、やっぱり―――
『お、おい・・クロー『でもね』
『でもね、話してくれてありがとう。ちゃんと、私はそれを受け止めるよ。
ゼノンが犯しても、それはもう昔の話!確かに、とてもいけない事だけど・・・。』
『え・・・・・・・・・』
『仲間に相談する事、それが一番のことだってわかったんだよねっ?』
『ああ・・・・・・』
『さっすが、私の従者!!じゃあ、イコール私達に話したってことはさー』
                   ポン
クローディアは優しく、ゼノンの頭を触った。
『私達も共犯者じゃん?』
『え・・・仲間を事件に巻き込むなんて・・そんなの―――!!』
『大丈夫。たとえ、そのことが世間にバレたとしても、独りになったとしても、
オレ達が傍にいるよ!』
『だから、忘れないで。私達が、傍に居る事を――――!!』
『・・うっ・・・・うん・・・うん!!』


「とまぁ・・、コンナ感じで終わったわけだなぁ~」
「・・・・・そうですか。ありがとうございました」
「いいや、じゃあ飯、食いに行くか!!」
「はいっ!」

リ・・・・・・・ン

?鈴の・・・・・音?
何だろ・・・?ま、いっか。
「ゼノンーなにしてるのー?早く行くわよー?」
「ああ、今行くー!!」
                           第52夜―そして、問われる答え―終わり


次回は「第53夜 導き出される答え」
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

飛龍 連

Author:飛龍 連
やっと皆と同じ歳にならんだ遅生まれの水瓶座。


桜が大好きな管理人。

もうすぐ、春ですね。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

黒ねこ時計 くろック D02
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。