僕らの旅―Bokura no tabi―

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第82夜 過去の残骸 ※ニコ動にあった神田の過去を元にしてつくりました。

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ダイ ハチジュウニヤ カコノザンガイ―第82夜 過去の残骸―

「ハァ・・ハァ・・・くそっ・・・・」

「無駄だよ。この棘はちょっとやそっとじゃ、破壊されない・・・。この棘はちょっと特殊なのっ」

「ハッ・・・今度は何だ?」

ニコニコしながら、レーナは答える。

「君が眠ってる最中、「薬」を注入したんだぁ。
 そして、この棘は君の過去を封鎖するのを、「棘」として表したモノ・・・・・・
 つまり、君の心はそれによって、閉ざされていた・・・・。
 それを解くには、君が「心」を開かなければならない――――」

「何を言って・・・・・・?うっ・・・・!?」

「あ、「薬」効いて来たんだねェ。嬉しいナァ。」
レーナは両手を伸ばし、自分と、神田の顔をひきつけた。

「じゃあ、答えてもらおうかァ!君は―――――



ザザザ・・・・・・・・ザザッ

『・・・・・?――――ユウ――――!』

・・・・・ザザザッ・・・・

『泣かないで・・・(ザザザッ)・・・・・ユ――――』

・・・・・・・・・!ここは――――――あの人と、過ごした場所・・・・・?


『ユウ!そんなに、慌てると、怪我するよ』

そこに立っていたのは、黒髪で髪が短い青年だった。今の神田より、2,3歳年上ぐらいだと思える。


・・・・・・・・・・・・・・・・なんで・・・・・・。あの人が、ここに――――?

『いいんだよっ別に・・・・。』

『ダメだって。ほら、怪我する・・・・・・

  バッターン

・・・・その黒髪の少年の予想は当たった。

『痛って!?』

『ほら、だから言ったじゃないか』

『違うッ!慣れない下駄履くから悪いんだよッ』

青年は、クスと、優しく微笑み、幼い、まだ髪が短い神田に、手を差し伸べた。

『はい。じゃあ、今度は手を繋ごう』

『・・・・・・』

幼い神田は、ぶつぶつ文句を言ったが、結局、差し伸べた。

・・・・・・・暖かかった。

『じゃあ、行こう』

『・・・・・、何処に行くの?』

青年は答えなかったが・・・・・・・・・

『うん。きっと、ユウなら生き延びられるから』

『・・・・?』

『信じてるから』


わけがわからなかったが、それはそれで、何となく、嬉しかった。

『!足、なんで止まってるの?』

『・・・・・・いや、帰ろう』

『は?』

神田はワケが分からなくなってきた(みたいだ)

『大丈夫。僕たちなら乗り越えられる・・・・・』

そう怪しくつぶやいた・・・・・・1ヶ月後。

トントン。

『!ごめん、ユウ。ちょっと出て』

『わかった。』

神田は、サンダルを履き、戸を開けた。

それが、一生後悔するとも知らずに―――――。

                 続く
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