僕らの旅―Bokura no tabi―

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第85夜 君に伝えたいこと

              第85夜 君に伝えたいこと
君に伝えたいこと

ゴゴゴゴゴォォォォ・・・・

「どうしたんさっ!?」

「これは・・・まさか―――――」

「そう、空間が壊れてるのよ。貴方達は―――――

             「ここで、死ぬのよ」

「なにっ・・・・!?」

「どうする?私をここで殺す?それとも、空間が壊れるまで、皆で待つ?」

「ちっ・・おいっ Cheesの女!」
神田が声をあげた。

「お前・・・、確か―――――」
神田が言おうとしたその時・・・・

バゴォォンッ

「!?なんだっ・・・!!」
ラビが一番初めに気づいた。

「!!レーナ!?」そして、三人がそれを口にした。

「う・・・うっ」
レーナの上には瓦礫がつみあがっていた。

「くそ・・っ!!この・・っ!!」
ラビが鉄槌で攻撃してみたが、ビクともしなかった。
「・・・・はっ、つまりは、自業自得だってことね・・・」
レーナが、ボソッとつぶやいた。

「私は出られないから・・・っ出口、造ってあげるわ」

「え・・・・・っ!?」
レーナは指揮をするかのように、手を動かした。
そして、そこに、小さな穴ができた。
光が射していた。

「さ、・・・でなさい」

「・・・・・・・わかりました」

「アレン!?」

「とにかく、ここを出るのが先決です。さ、ラビから・・・・・リナリーは僕が連れて行きますから」

アレンはまるで、騎士が姫を抱くように、リナリーを抱いた。

「待てよ!ユウとレーナを置いていく気か!?」

「それしか・・・・方法は無――――」
アレンが言おうとした瞬間、ラビは、アレンの胸ぐらを掴んだ。

「お前はそんな人間じゃなかったはずだッ!!なんで・・・・・・・っ」

「もうやめろ ラビ」
神田が一息をつきながら、言い出した。

「神田・・・・・」

「手を離してやれ」
ラビは震えた手で、アレンを離した。

「それに・・・・、俺がモヤシの立場だったら、俺も同じ事をする」

「そんな事を聞いてないっ ただ・・・・オレは――――っ」
ラビは最後まで言おうとした。
けれど、神田の次の言葉で、言葉が詰まってしまった・・・。

「お前も、「ブックマン(傍観者)」だろ?」

「!・・・・・うぐっ・・・・・」

「棘は取れない」
そして、神田はそれに取れたとしても、足手まといになるだけしな、と付け加えた。

「だから、俺を見捨てろ」

「・・・・・・・・ユウ」

「モヤシ、お前に前に一度、同じ事を言ったはずだ」

アレンはマテールの時を思い出した。

「・・・・・はい」
アレンは、小さく頷いた。

「さっさと、行かないと・・・っ、出口(穴)が塞がるよ・・・?」

レーナが倒れた状態で、言った。

「わかりました。では、ラビ――――行きましょう」

「・・・・ああ」

そして、三人は小さな穴に手を伸ばし、消えた。

     ゴゴゴゴゴォォ・・・・

地響きはまだ止まない。

「・・・良かったの?」

「何が、だ」

「本当は・・・・「棘」取れるんでしょう・・・?」

神田は目を丸くした。

数秒後に、思い出したかのように

「・・・・・・ああ、もう取れる」

「なら、何故行かなかった・・・の?」

「別に・・・」

「怪我は確かにしてる・・・行きたかった。だが―――」

「・・・・だが?」
レーナは神田の口調を真似した。

「一瞬、本気で空間(ここ)で、死のうかも考えた」

「・・・・・・・・・・」

レーナは無言だった。

「それに、昔の××××にも・・・・・・・・・・××××さんにも、会えたしな」

「・・・・・・・わかった」

レーナは納得したかのように、血が少し出ている首を動かした。

「君は、空間(ここ)から、出なくてはダメだ」

「!?な・・・・・っ」
レーナは何かをつぶやいた。

そして、瓦礫はレーナから数メートル離れたところに、移動した。

そして、神田の傍に来て、神田の額に人差し指を指した。

「!」

「君は、生きなきゃダメだ。××××の為にも、消える私の為にも―――――・・・・」

神田はその口調で、どうなるか、理解した。
「!おいっ 消えるってどう意味・・・・・・・・」

そして、人差し指から光が出て、神田の体を包んだ。

「・・・・バイバイ。―――――ユウ」

「おいっ・・・・・・・!!!」

「君に、最後に伝えとくよ。」

「な・・・・・っ」

「君に伝えるよ―――――」

その言葉が発された後、神田は、レーナに何かを言った。

そして、光に包まれた。


「!!神田ッ 目が覚めたの・・・!?」
隣に、リナリーがいた。

気がつくと、アレン、リナリー、ラビが、自分を囲んでいた。

「・・・っ どこだ・・・・?ここは――――」
頭が少し、ズキズキしたが、起き上がれた。

「教団です。レーナの事、空間がゆがんだのも、僕等以外は、全員記憶が、消されてるみたいです。」

「・・・・・そうか。じゃあ、今は―――――」

「お祭り中よ。そろそろ、行かないと――――」

「・・・・・ああ」

「じゃあ、ユウは 着物に着替えてさ❤❤」

「ハッ!?」

「今度こそ、着て貰いますよ?何せ、日本人ですし、日本人は着物を着るでしょう?」

「・・・・・それはそうだが・・・・・」

「じゃあ、決まりねっ 先に行ってるね!」

三人は、走りながら去っていった。

神田は、一息ついて、後を追うように走った。

―――――今でも、ちゃんと脳裏に焼きついている。あの言葉――――・・・・・・・

            『君に伝えるよ――――――ありがとう』

そして、俺は答えた。

                                『どういたしまして』、と――――――。

                       神田編 終わり


あとがき

やっと、書き終えました!神田の過去編・・・!

文章、(上)長くて、すみません;

で、最後の方で、(多分)神田のキャラが少し崩れてすみません;

さて、私が書いてる途中に気づいた事なんですが、

(第82夜を書いてて気づいたんですが)

「アレ・・・?神田って、10歳の頃に(Dグレ クラウンアークに参照)ティエドールとあったんだよね・・?(何故か疑問系)」

そして、小説を見たら、「あ!!ヤベェ!神田10歳前に、(黒の教団の人達に)拉致られてんじゃん!!(笑)」

書き直すのもめんどかったんで、(ォイ

そのまま、頑張って原作にあわせてみました。

神田編が一番、苦労しましたね。こうしてみると。

神田編、アレン編が終わったので、(まぁ、めぐっていくと思うんですけど)

今度は、ラビとリナリー編ですかね・・。多分。

・・・では、あとがき&本文長くなりましたが、ここで終わります。

(中途半端でゴメンナサイッ)

                       H20 11月6日(木) 神田編 完 by飛龍 連
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