僕らの旅―Bokura no tabi―

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第94夜 「人柱」

※リンとレンは関係ありませんが、双子なので・・。

                 第94夜 「人柱」

「じゃあ、私は(食べ終わったから)自室に戻るから。適当に、城を回ってて」

「はい、わかりました」

「ありがとうございます。王女」

「うん、じゃあね」

         バタン・・・

「!・・・・ティファ」

「・・・セフィア」

お互いの名を、省略しながら、呼び合った。

「ティファ・・、もうやめてっ 一緒に逃げ出しましょう?ね?」

「・・・・姉様。私は―――――」

「逃げられません」

キッパリといった。

「なんで!?逃げなければ、生け贄・・いえ、「人柱」として生きたまま、差し出されるのよ!!」

セフィティアは、泣きながら妹に叫んだ。

「・・・・・・・」

ティファナは、俯いたままだった。

「―――――「ドレイン」様に・・・・・」

静かに、静かに、言った。

「私が逃げれば、国民が「ドレイン」様に襲われます。そうなれば、幾多の命が奪われ、幾多の哀しみ

を残しながら、国は一日もせずに、滅びます」

「国民なんてたくさんいる!!だけどっ、ティファナは一人しかいない!!」

「・・・・・たとえ、そうであっても私は見捨てられませんッ!!!」

「――――――・・・・ティファナ」

「セフィティア姉様、ありがとうございます。でも―――、これは私の問題です。もう、忘れてください」

「・・・・・・・っ」

「「人柱」にされるまで、後5日あります。それまで、私は私の人生を楽しみます」

天使の様に、微笑んだティファナ。

「!・・・・・わかったわ」

「ありがとうございます―――――セフィア」


                      続く
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