僕らの旅―Bokura no tabi―

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D.Gray-man 第39夜 届く闇の声と届かない光の声

きゃわいい


リ・・・・・・・ン

何かの音が 聴こえる様な 気がした

リン・・・リ・・・ン

鈴・・・?鈴の音・・?

チリーン・・・チリーン・・

何かが 近づいて 来る様な 気がした――――

        D.Gray-man『第39夜』届く闇の声と届かない光の声

「あすみません、わざわざ・・・」
「・・いいえ大丈夫。私、寝るけど・・・どうする?」
「あ、下の階だけ電気をつけて貰えませんか?」
「いいわ。じゃあ・・・・おやすみ」
「?・・・・はい、おやすみなさい」
バタン

やがて、光が消え、闇が現れる。

私は静かに床についた。

「・・・・ねぇアレンくん」
「はい?」
「なんか嫌な感じがする・・・」
「へ?皐月さんの事ですか?」
「ううん・・・何だか・・ここ―――変」
「変、ですか?僕には別に・・・・」
「そう、怖いくらい大きな力を感じるの・・気配が全くしないし・・・」
「大きな・・・・力?」
「ここ、絶対何か変よ!!」ガタンとリナリーは椅子から降りた。
「リナリー?」
「・・・・・・私、ちょっと外を見てくるね?」
「え!?でも、危険ですよ?夜ですし」
「大丈夫!ダーク・ブーツがあるわ」
「・・・・そうですね」

届かない 光

届く 闇

何なんだろう?この差は・・・・

『光だけが闇生む。
闇だけが光を生まない。』

昔おじいちゃんの秘密の部屋に書いてあった本の文章の一部だ。

当時、独りだった私に唯一の希望であったおじいちゃん・・・・けれど―――――

『急な事で・・・』
『可哀想に・・・』
『おじいちゃ・・・ん――――独りに・・・』
独りに・・・・しないで・・・・
また・・・おじいちゃんがいなくなったら私は独りなんだよ・・?
私は・・・私は・・・

『独りにならない方法が一つだけ・・・在る』

「!?誰ッ」

『シーッ。エクソシストが起きちゃうよぉ』

『ロード、お前もな』

「!!・・・貴方達――――(ゴクンッ)」私は唾を飲み込んだ。息が出来なくないくらい・・・・苦しかった。

「ニンゲン・・・?なの・・・?」

『まぁ・・ニンゲンちゃあ、ニンゲンなんだけどなぁー』一人、長身の男が頭をかいた。

『ニンゲンはね――無力なんだよぉ?知ってたぁ?』長身の男の横にいた少女が言った。
!!

『・・・「人間なんて奪われるだけで何も選択できずに死んでしまう」』男が言い出した。

「違う・・・っ」皐月はそれを拒絶する。しかし―――

『「その弱小さに愛しさは感じても――――」』男はやめようとしなかった。

「やめろ・・っ言うなッ・・!!!」皐月は拒絶し続ける。

『「恐れなんてヘドが出る」・・・・・・』ゆっくり男は言った。

「違う・・違う・・っそれ以上・・・言うなぁーーーー!!!!!」皐月は拒絶する。そして――

『オレに壊されろ 少女』男は―――静かに少女に全てを悟った。

ガクンッ

何かが壊れるような気がした・・・・

ガシャン

何かが割れるような気がした・・・・

リン・・・

何かが聴こえるような気がした・・・

もう戻れない―――あの頃の『独り』だった自分には・・・・

もう遅い もう何もかも 無くなってしまったんだ

                             もう何も――――――――――――――無い・・・・
                 第39夜 終わり
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Author:飛龍 連
やっと皆と同じ歳にならんだ遅生まれの水瓶座。


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