僕らの旅―Bokura no tabi―

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D.Gray-man 第45夜―懐カシイ友ノ声―

ひひひっ


『思徒これだけは言っとく。「無茶すんな」いくら、刻印の力でも、そろそろ制御が聞かなくなって来る頃だから』
知佳の声が脳裏に響く。
(ふん・・・・確かにな。だが、俺は――――)
シャワーの水滴が自分の髪の毛に付着する。
ポタポタ、と水滴が止まらない。
(コンナ無様ナ死ナド受ケ入レナイ!!)
だって俺は・・・・・・・・・・・
『お前が、そんなに生き続きたい理由って何?』
理由・・・・俺が そんなにも「生」にくっ付いている理由だと・・・・?
生き続きたい理由 それは 「あの人」を蘇らせる為――――――
自分の為だけに生きてるんじゃない
他人を生きさせたいから 俺は 生きているんだ

『無茶すんなよ!』
「・・・・・・・・・・・」
何故そこまでする・・・・?他人の俺に―――何故、そんなに必死になれる・・・?
『思徒ォ。』『思徒さん』『思徒くん』『思徒!!』
脳裏から次々と懐かしい友の声が聞こえてくる―――
『全然、状況が判んないけど・・っ!』
     ドクン
『何でか判らないけど どーかしてるけどッ!!俺は貴方をこんな所で失いたくないんだ』
     「(ズキンッ)い・・っ!!」
はっきり言って、5歳前の頃の記憶を覚えていない・・・・・。思い出そうとすると、頭が痛くなるんだ―
ただ、鮮明に覚えているのは
                        『思徒』
誰か・・女の人が自分の名前を呼んでくれる事だけ。その女性の顔も名前も覚えていなかった―――
俺は、その人の手がかりを見つける為に、生きている・・・・・・・・話によると、もうその人はいないとか
だから、その人を生き返らせたい。その人の墓場を見つけて、俺の命と引き換えに――――・・・・・・・
「・・・・・・・もう、朝の5時か。そろそろ、上がるか。」シャワーを浴び、服に着替え、俺は自分の部屋へと戻った。

そこに在ったのは、透明にひかっている謎の物体が入っている入れ物だった。台は鈍い、金色をした金属で出来ており、ガラスの中には緑色に、透明に光っている結晶が入っていた。
(これはエクソシストが捜しているモノ――――そして、俺の記憶の唯一の手がかり――。
(コンコン)
「!・・・はい?」
「アレンです」
「・・・何のようだ」あの日から、思徒とは話していなかった。
「あのと・・・っ!!アレは・・・イノセンス!?なんで、思徒さんがッ・・!!」
「・・・・・あれはイノセンスというものらしいな。」
「え?あ、はい」
「悪いが、渡せない。」
「!?何で・・・・」
「アレは、俺の唯一の手がかりだから」
「唯一・・・の?」
「そう、だから・・・・・・・」
この人、嘘をついていない・・・けど・・・手がかりって?
「俺は5歳以前の記憶がないんだ・・・レイから聞いただろう?」
「あ、そういえば・・っ」
「そういう事だ。もう、来るな」
バタンッ
「!ちょ・・思徒さんッ!!思徒さんッ!!!」

もうちょっとだけ、待っていてくれ・・・・もうすぐ―――もうすぐで君と会えるから・・・・・・・・。
                                                  第45夜 終わり
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